誰だって、愛するペットにはいつまでも健康でいてほしいと願うものです。しかし人の言葉をしゃべることができない動物は、自分で健康状態を訴えることもできません。

そのため飼い主による日ごろの健康チェックが重要になってくるのです。愛犬の病気の予防と早期発見のために、日ごろの健康管理に気を配りましょう。

犬の健康維持のために必要なポイント

栄養バランスの取れた食事

人間でも犬でも、食事のバランスが崩れることで健康を損なうリスクが増大します。ドッグフードはその犬種に合ったものを厳選して与えるべきですが、そのほかにも玉ねぎやチョコレートなど、犬が食べると重大な危険があるものについては注意しましょう。

ドッグフードの管理についても、人間の食材と同様、風通しの良い涼しい場所に保管し、鮮度を保つよう心がけましょう。安売りしているからと、ついつい大量買いをしてしまうこともあるでしょうから、消費期限には注意を払うようにしましょう。

また、エサの食べ過ぎ、与えすぎは要注意です。ペットの可愛さに負けて、ついついエサを与えてしまう飼い主が多いようですが、そのことでペットが肥満体質になってしまっては元も子もないからです。

適度な運動 ストレスの解消

食事と同様、適度な運動もまた、犬にとって重要な健康管理の要素であると言えるでしょう。散歩に代表される犬の日常的な運動は、その犬の健康状態を安定させるだけでなく、ストレスを解消させるという大きな役割を持っています。

飼い主にとっては、ときとして面倒になってしまう犬の散歩だとしても、その犬にとっては唯一の機会であることを忘れてはいけません。
もちろん、飼い主にとって負担が大きすぎると、犬を飼うことそのものが厄介ごとのように感じられてしまう危険がありますから、ときに人間側の都

合を優先させることもあって良いのです。重要なのは、毎日でなくとも、ほんの少しでも、犬を散歩に連れ出してあげるということです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ → 犬のブラッシングを上手くやるコツ

犬の健康チェック

トイレについて

犬の健康状態をチェックするとき、ひとつの指標となるのがトイレです。特にうんちの状態や回数といったことは、健康状態に大きく左右されますから、日ごろから愛犬のトイレ掃除のときは、チェックするようにしましょう。たとえば下痢などは、愛犬の胃腸の調子が悪いことのサインかもしれません。

もちろん、人間と同様、ちょっとしたことでお腹を壊す犬もいるわけですから、下痢だからと言ってすぐに大騒ぎする必要はないのですが、少なくともいつもと違うなにかが、愛犬に影響を与えていることを考慮しましょう。

鼻の湿り具体をチェックする

わたしたちがお医者さんに行くと、目の下瞼や舌などをチェックされますが、これは粘膜に異常がないかを確認しているわけです。
同じように、犬の健康状態も身体の一部で確認することができます。

よく、犬の鼻は湿っているものだという話をきくことがあるでしょう。実際、犬の鋭い嗅覚は、湿っていることによって発揮されるものであるため、犬は自ら自分の鼻を舐めるなどして、常に湿らせておく傾向があります。

しかし実際には、健康であっても鼻が乾いているケースも多く、一概には言えないようです。特に室内犬は周囲を警戒する必要がないため、嗅覚を研ぎ澄ます必要に迫られないのかもしれません。

耳、目は健康のバロメーター

特に垂れ耳の犬種については、どうしても耳に汚れが溜まりやすい傾向があるため、定期的に耳掃除をしてあげることが重要です。
その際ポイントとなるのは臭いで、強い異臭がするようであれば耳の病気の可能性もあるので、獣医師に相談しましょう。

毛足の長い犬種の場合、目ヤニがどうしても付きやすくなります。ホコリなどを目から洗い流す機能は正常なので心配はいりません。
もっとも目ヤニの量がひどかったり、涙がたくさん出ている場合、目の充血がひどいときなどは、やはり目の病気が疑われますので、注意しなければなりません。

体重の変化、肉付き、毛ツヤなどのチェックをしましょう。

犬を抱っこした状態で体重計に乗ることで、だれでもその犬の体重を計測することができます。毎日一定量の食事を与えているのであれば、体重の変化はなにかのサインとなるケースも多いわけです。

また、犬を撫でるときにも、いつもと違う様子がないかは常にチェックしておきましょう。触ると痛がる箇所があったり、しこりなどを早期に発見することもあります。毛足の長い犬種では、肉付きの変化などがわかるのも、こうしたボディチェックのときが多いのです。

ブラッシングをしている場合、毛ツヤの微妙な変化というのもチェックしやすいものです。ほかにも湿疹や部分的に抜け毛など、明らかに異常を発見する手助けにもなるでしょう。